①健康・生活

  • 心身の健康状態の把握(バイタルチェック、医療的ケア、健康観察など)
  • 生活リズムの安定(定時に行なう活動、長期休暇時の規則正しい生活の維持など)
  • 構造化を意識した部屋のレイアウト・掲示・支援(絵カードやICTなどを使用した具体的な表示など)
  • 基本的生活スキルの獲得(トイレトレーニングや食事に関する支援など)

②運動・感覚

  • 姿勢の保持(挨拶時などの姿勢指導、バランスボールなど補助手段を活用した支援など)
  • 感覚に特性がある児への配慮(スヌーズレン、イヤーマフの使用、静かな環境設定など)
  • 個別の機能訓練(理学療法士、言語聴覚士による個別リハビリ)

③認知・行動

  • 物質の変化と感覚に関する認知の形成(スライム、粘土、小麦粉、水遊びなど)
  • 季節の変化への興味などの感性の形成(外出活動、季節の散策など)
  • 適切な行動の形成、認知の偏りへの配慮(個別対応や小集団でのゲーム、環境設定など)
  • 空間把握の認知の形成(ブロック遊び、電車レール遊びなど)
  • 日付の把握や天気に関する認知の形成(絵カード、カレンダーでの確認など)
  • 時間に関する認知の形成(タイマーの活用、タイムテーブルの確認など)

④言語・コミュニケーション

  • 言語の獲得・聞く力の形成(デジタル絵本やICTを使用した操作読み聞かせなど)
  • 言語の受容・表出支援(ミュージックセラピー、活動の振り返り、気持ちの発言機会など)
  • 読み書き(個別または小集団での特性に応じたワークなどの指導など)
  • 言語に特性がある児への配慮(絵カードを使ったコミュニケーション支援など)

⑤人間関係・社会性

  • アタッチメントの形成(ふれあい遊びなど)
  • 他社との関わりの形成(見たて遊び、つもり遊び、ごっこ遊び、レクリエーションなど)
  • 協同遊びへの支援(役割分担のある遊び、ルールのある遊びなど)
  • 社会資源の活用(公共施設などでの室内外活動など)